徒然日記「辰吉、タイでKO負け」
日本でのボクシングライセンスがないため、タイで復帰2戦を行った元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(38歳)がで無残に敗れた。
格下のタイのスーパーバンタム級1位サーカイ・ジョッキージム(19歳)に1回から防戦一方でした。 3ラウンドに左フックをまともに食らってしまいダウンすしてしまいました。7ラウンドにはセコンドからタオルが投げれて1分3秒でTKO負けしました。
「もう1回やりたい。一から出直しや」と現役続行を希望したが、引退という選択はないのだろうか・・
一方的なサーカイのペースで迎えた7ラウンド。辰吉はサーカイの左フックによろめき、後退してロープ際に詰められました。 「タオルや!」。義兄で後見人の徳丸俊逸氏がセコンドに投入を指示。この判断は辛いものがあったと思います。
グロッキーの辰吉はレフェリーに抱きかかえられたまま試合が終わりました。 ふらふらの状態で控室に戻ると、辰吉が重い口を開いた。「何回負けとるんや…。なにせ体が重かった。悔しいなぁ。パンチは見えなかった。相手が強かった。自分が弱かったから負けただけ」。いつもの威勢のよさは、すっかり消えていた。 惨敗だった。今回のテーマ曲「死亡遊戯」に乗って入場し、日本から駆けつけた300人の応援団から歓声が上がった。しかし、1ラウンドから相手のパンチを顔面にたくさんもらったので、1ラウンドを終えると意識を失いかけたのか、 赤コーナーの方向を間違えて戻り、セコンドに助けられた。3ラウンドには左フックを浴びて約10年ぶりのダウンで勝敗は決定的となった。
ボクシングはスピードとスタミナが重要なスポーツですので、どうしても若い人のほうが有利だと言えます。 しかし、年齢を重ねると『技術』や『経験』という武器は増えているわけです。他の格闘技もありますので、他の格闘技に挑戦という道は無理なのでしょうか!?